シニア世代への起業支援
シニア世代の方々は、日本の高度成長を支えてきた素晴らしい経験と実践的なスキルをお持ちです。そして、現在、長年勤務していた会社を定年後、または早期退職後に、ご自身で新たに起業する方が増えています。
背景には、
・健康寿命の伸びで、心身ともに元気なまま定年をむかえる方の増加
・老後の2,000万円問題などに象徴される「長くなった老後」への不安の増加
・老後に働くならば、“楽しく働きたい!”という方の増加
・法改正や国の取り組みによって定年の時期が延長される等、シニア世代を取り巻く労働環境の変化
・シニア起業には様々な助成があり、国が全面的にバックアップしている
なお、シニア世代で起業される方に共通することは、以下のことが特徴的であり、非常に重要な要因となっております。
【特徴的な要因】
・それまでのサラリーマン生活において培ってきたノウハウやスキル、コネクションをお持ちである
・ある程度のまとまった資金をお持ちである
そして、今回、シニア世代の起業に関して、弊事務所で考える利点と注意点について説明させて頂きます。
シニア起業の利点
・やりたいことを仕事にできる
定年を機に、現役時代において培ってきたノウハウやスキル、コネクションを活かして、やりがいを感じられることや社会的に貢献できる仕事に取り組むことで、モチベーションを保ったまま仕事に取り組むことができます。
・知見や経験をいかせる
シニア世代が自分では何気なく行ってきたことでも、魅力的なノウハウが詰まっているのです。これらの知見や経験をいかして起業することで、競合にない魅力を持つ製品やサービスを提供することができます。
・定年がない
現実問題として、60歳以降に就業機会を確保するのはやはり難しいものです。シニア起業なら、年齢に捉われることなく仕事に打ち込むことができます。また、現役時代と異なり体力的に厳しくなるので、自分のペースで仕事に取り組むことが出来きます。
シニア起業の注意点
・過去の成功体験に固執しない
過去の成功体験に固執しすぎず、常に客観的な視点で物事を判断することが重要です。
・市場ニーズを意識する
どんなに好きなことや得意なことであったとしても、市場ニーズが少なければ収益をあげることは難しくなります。また、見通しの甘さが致命的な判断ミスに繋がることも珍しくありません。
・起業家としてのノウハウを補填する
多くの起業家は起業に関してのノウハウを備えていないのが現状です。常に客観的な視点を意識して確認を行うだけではなく、必要に応じてプロのアドバイスを受けることも大切なポイントとなります。
・初期投資や固定費は抑える
シニア起業の際に、大切な退職金などを事業資金に充てるケースが多々あります。ある程度まとまった金額があると安心感がありますが、創業時や経営が安定するまでは何かとお金がかかるものです。出来るだけ初期投資を抑え、必要に応じて固定費を削減しましょう。
上記を踏まえて、以下に弊事務所でのシニア起業への取り組みについて、記載させて頂きます。
弊事務所の取り組み
今まで様々な経験をされてきたシニア世代の方でも、実際にシニア起業された場合、必ずと言っていい程、今までに経験した事の無い事態に遭遇することになります。もしも、未経験の事態に遭遇した時、その都度、自ら時間を掛けて解決して行く事も必要だと思います。しかし、その未経験の内容が、制度的な専門的知識を必要とする内容の場合、自ら時間を掛けて対応するにも能力的に限界があります。その為、弊事務所では、経営者は自らの限られた時間を効率的に使う事が重要であると考える観点から外部専門家を活用する事が有効であると考えております。
弊事務所での主なサポート内容は、以下のものとなります。
【主なサポート内容】
・税務顧問サービス
・経理代行サービス
・会社設立支援サービス
・資金調達支援サービス
・各種相談
上記に記載がないサービスをご希望の場合、事前にご相談ください。
弊事務所では、シニア世代の起業を全力でサポートいたします。